2017年1月14日土曜日

昼間の金星観察

中学3年生の天文学習で「金星」の観察を行ってみようと「昼間の金星の観察」にチャレンジしました。
金星の満ち欠けを授業で学ぶものの、実際に満ち欠けしている金星をみたことがある生徒は皆無。星は夜にしか見えないものと思っている生徒に、昼間にもみられる半月状に見える金星を観察して、肉眼でも見えることを体験してもらいました。

望遠鏡で金星を導入。半月状に見える金星を望遠鏡で確認してもらい、その後、望遠鏡鏡筒の延長線上にある金星を肉眼で探してもらいました。

<私の昼間の金星の探し方>
昼間の金星を探すのは結構難しいです。私の方法を紹介します。
まずは、夕方、朝方に見える金星の位置を確認します。太陽からかなり離れるようになる、最大離角といわれる時期ならば、日の入出の時刻あたりでも十分確認できます。そこから、天気のよいときにはなるべく毎日、少しずつ観測時刻(10分〜15分ぐらい)をずらしながら明るいうちに金星の見える位置を確認していきます。1週間も続ければ、明るいうち(日の出後、日の入前)に見つけられるようになります。
コツは、観測する場所を変えないこと。あとは根気。



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