2015年8月23日日曜日

9月の星空イベント

9月の星空イベントの案内です。今日の段階での確定分です。
追加の場合は改めてお知らせします。


星空観察会@休暇村茶臼山高原

9月5日(土) 20:00〜

テーマは、「天の川と球状星団・惑星状星雲、アンドロメダ銀河」
月齢22なので、天気さえよければ、しっかりと星空が見られそうです。
詳しくは、休暇村HPへ。


親子 de とみやま大冒険きゃんぷ 〜謎の星空ソムリエの章〜

9月21〜22日 1泊2日

バンガロー村古里とみやまに泊まって、カレーやホットドック、ドラム缶ピザを作ったりして、夜には星空を楽しもうというイベント。
詳しくは元日本一のミニ村とみやまのHPへ。

2015年8月22日土曜日

愛知のてっぺんで星空キャンプ in 茶臼山高原 反省

星空キャンプ in 茶臼山高原の反省…

☆事前準備
 5月中旬から準備開始。ほとんど「こんなのできたら楽しいなあ」という思いつきの企画。それを中心になって動かしてくれた豊根村観光協会の早川さんに感謝。
 会場の確保や食事の準備、その後の片付けについての反省は、早川さんにお任せするとして…。現在使用されていない喫茶「てんくう」が使えることになったのは、とても素晴らしい成果。今後も活用を探っていきたい。
 最大の問題は当日運営のスタッフの確保。星空キャンプと銘打っているので、星空案内ができる人が数名と実務を動かすスタッフ4〜5名が必要。加えて、取り回しの分担を明確にしておき、それぞれの負担を軽くする工夫も必要だ。苦肉の策でスタッフの途中で合流・解散を可としたが、今後もそうなる可能性が高い。ということで、できるだけ事前にスタッフを確保して、少なくともメールなどで事前に動きの確認がとれる体制を作りたい。できれば、事前にきちんと説明会というか、スタッフ会議を開いて役割分担や当日の動きを確認しておきたい。

☆必要なもの
 イベント全体に関する必要なものについては早川さんに任せるとして…。
 望遠鏡作りの道具…はさみ、木工用ボンド、セロテープが少なかったように感じた。数がたくさんあるともっとスムーズに製作がすすめられた可能性がある。
 銀マットが参加者一人に1枚ずつ用意されていたのは素晴らしい。星を見るには寝転がって見るのが一番だ。
 望遠鏡も私物を含めて3台でまわせるようになった。あとは、それを使えるスタッフを養成していくことが課題だ。

☆イベント全体の内容
 ものを作ってもって帰れるイベントというだけで満足感が生まれるのはこれまでの色々なイベントで経験済み。やはり持ち帰りのお土産があるイベントはそれだけで満足度が上がる。しかし、今後はリピーターのことも考えて、内容を考えていく必要があるだろう。今後は、望遠鏡作りと「そのほかの何か」を選択してできるような工夫が必要になってくると思われる。
 天気に左右されるので、曇天・雨天の場合でも何らかの楽しみがあるような企画を用意しておきたい。今回はクイズ大会とプラバン工作を準備しておいたが、1回目の雨天時にクイズ大会をしただけで終わってしまったが、こうした事前の準備を大切にしたい。
 このイベント終了後もそのまま茶臼山高原のイベントにお客さんを流すという方法も観光という視点ではよかったと思う。何もないところで、それでは解散…で終わるよりも何倍もお客さんの満足度が上がるように思う。
 ただ、イベントまでの案内(集合場所やその地図、持ち物の詳細など)やその後の茶臼山イベントの案内などは、最終案内と一緒に送っておけるとさらに充実度があがったように思う。今後の検討課題であろう。

☆今後の展望
 今回連日で開催して結構辛い感じだったので、来年度は、2週連続で土日に開催という感じで、連日開催でない方向で考えていきたい(まあ観光協会の都合もあるので何とも言えないが…)。
 加えて、もっとキャンプ的要素を入れてもいいかもしれないが、問題は会場であろう。今回も企画段階で、カレーづくりなどを考えてみたが、国定公園内ということで火気使用制限があり実現できなかった。ただ、星空観察の会場としては、天気さえよければ最高なので、こだわりたい。また、事前のレクレーション企画(望遠鏡作り、マスつかみ、BBQなど)に関して言えば、グリーンステージ花の木はまずまずの場所と思う。
 使われていない施設だった喫茶「てんくう」を活用できたのもよかったと思う。その他のイベントでも活用する方法を探っていける可能性を示せたように感じる。
 他のお客さんと競合しそうな場所を避けるのも、イベント成功の秘訣であろう。

2015年8月21日金曜日

愛知のてっぺんで星空キャンプ in 茶臼山高原 報告

8月13〜14日、14〜15日のそれぞれ1泊2日で「愛知のてっぺんで星空キャンプ in 茶臼山高原」が開催されました。あいにくの天候だったために、満天の星空にペルセウス座流星群という訳にいかなかったですが、参加者のアンケート結果を見ると、まずまずのイベントとして開催できたかなという感じでした。

それでは、14〜15日での報告です。
午後1時半、豊根村のグリーンステージ花の木に集合。



最初はその施設内にある民俗館で「望遠鏡作り」です。
参加者一人に一つずつ望遠鏡を作ってもらいました。
使ったものは「コルキットスピカ」。小学校高学年ならば、自分で作ることも可能な手軽なキット。説明書の手順に従って、説明を加えながら、作ってもらいました。
一人で作ると30分足らずでできてしまうのですが、説明をしながら、アドバイスも加えてとなると、1時間ほどかかります。途中でうまく行かない人へのサポートも結構手間取りました。多少の失敗はありましたが、何とか全員無事完成して終了できました。



このあとは、マスつかみとBBQ。マスつかみは今年整備された川遊びのできる河原で網を張って…。冷たい水が気持ちよくてマスつかみだけではもったいない感じ。子ども達は喜んで遊んでくれました。BBQはボリュームあるお肉と野菜。お腹いっぱいになりました。


そして、キャンプ地の茶臼山高原第2駐車場へ移動します。通常は幕営が禁止されている場所ですが、特別に許可を取ってキャンプができるようにしました。テントをたてたり、先ほど作った望遠鏡の導入とピント合わせの練習をしたりして過ごしながら夜が更けるのを待ちました。


それでも時間があるので、参加者の方々は近くの温泉へ。近くに何カ所も温泉があるのも珍しい。近いところは10分程度で、遠くても30分車で移動すれば行くことが可能です。地元豊根村の「湯ーらんどパル豊根」、平谷村の「ひまわりの湯」、売木村の「こまどりの湯」、天龍村の「おきよめの湯」などなどたくさんの日帰り温泉があります。
お風呂から帰ってくると夜食の「豊根オリジナルそば」の提供…。至れり尽くせりのキャンプイベントです。
私は、その間に望遠鏡の設置を行いました。


夜も更けて来たところで、「星空観察!」といきたかったのですが、何と曇天。今は使われていない施設「てんくう」で星空解説を行いました。
毎回の星空観察会と同様にステラリウムを使っての星空解説。今回はスクリーンが北向きだったので、北の空から星空案内を始めました。北斗七星から北極星を探して、カシオペア座、その下には、流星群で有名な「ペルセウス座」。東の空を見上げると夏の大三角。夏の大三角の真ん中に流れる天の川を下るとさそり座といて座が…。

ペルセウス座流星群の話をして、それでは外で星空観察をしましょうと外に出たら…やはり、全天が雲…。晴れる気配がありません。


残念です。星空観察、天体観測は「忍耐」で勝負。とにかく晴れてくるのを待つしかありません。9時半頃に星空解説が終わったあと、待つこと数時間。徐々に雲が切れ始め、何とか星が見えるようになってきました。写真には写っていませんが、何とか数個の流星を見ることもできました。


そのあとも、1時間足らずで再び雲がでて来て、全天雲に…。午前2時過ぎには、諦めて寝ることにしました。

翌朝…。天気は快晴。素晴らしい日の出で朝を迎えました!!


「どうして夜には雲がでて、朝になるとすっかり雲がなくなるんだ…」
そう思ったのは、私だけではないはず。


 朝食は、バイキング形式。豊根オリジナルの料理、新鮮な野菜、ボリュームたっぷりの朝食でした。快晴の朝、屋外で食事…なんて素敵な光景でしょうか?
そのあと、片付けをして…。


最後に、終わりの会を開いてこのイベントは終了。雲が多く星空が見えたかどうか不安な「星空イベント」でしたが、多くお方が星が見れたようです。寝ちゃったかな?と思っていましたが、結構な人が起きて星を見ていたようです。

ちなみに13〜14日の2日間は…
雨に祟られ、途中で雷雨という散々なものになってしまいました。でも、企画は予定通り実施しました。
が、この日もやはり夜中過ぎには1時間程度晴れ間がでて…天の川、流星をしっかりと見ることができました。
雨が降っての企画だったので、どの程度満足していただけたかちょっと心配ですが、それもキャンプや星空観察にはつきものということで許していただけると嬉しいです。

ということで、来年も実施予定???
次は…どんな企画にするか、しっかり反省をしてよいものにしていきたいです。

2015年8月12日水曜日

星空キャンプ 明日から!!

ついに明日から!
天気が心配ですが、そんなことは仕方がないこと。
満天の星空を願いつつ、前日の準備を行います!

2015年8月10日月曜日

第8回星空観察会の反省

第8回星空観察会の反省…

☆事前準備
 天気をどう予測するかが難しい。今回も始めは曇天で、終わり頃から雲が切れ始めるといった感じだった。望遠鏡全体をカバーするシートを作って、準備しつつ小雨程度ならカバーでなんとかなるものを準備するとよいかも?

☆必要なもの
 28cmシュミットカセグレンのレンズフードについては、短時間のため、今回はあってもなくても良い感じであった。ただ、付け方をよく考えないと途中ではずれてしまう。慣れが必要か。今回のように雲が切れて晴れてくるといろいろな天体を見られるとよい。そのために星図の準備もしておきたい。

☆観察会の内容
 室内での星空ガイドはこなれてきた感じ。お客さんが見る空を想定しての案内が重要。季節の変化とともに、いろいろな星座、星空を紹介できるスキルをつけていきたい。
 大口径での天体観測は大きな感動を得られる。今回は、ヘルクレス座M13を見たが、それはもう感動ものという感じ。アンドロメダ銀河は28cmシュミカセじゃあ大きく見え過ぎって感じ。
 豊根村観光協会が用意した10cm屈折赤道儀望遠鏡を使える人を増やしたい。まずは、観光協会の担当者の方に使い方をマスターしてもらおう!!

☆今後の展望
 とりあえず、半年続けられた。まずは1年を目標に、月1のペースで開催できるように努力を続ける。ほかの企画を考えながら…、充実を図りたい。

第8回 星空観察会@休暇村茶臼山高原 報告

第8回星空観察会@休暇村茶臼山高原は、8月9日(日)お盆休み(?)のまっただ中の開催でした。

天気は、あいにくの曇。準備を始めた午後6時頃には遠くからの雷鳴が聞こえ、小雨がぽつぽつ。仕方なく外での準備を諦めて、室内での開催としました。

今回は、ペルセウス座流星群を話題にしました。
最初は、今日の夜空…。
案内の手順は、休暇村の玄関が向く東の空から…。
夏の大三角、こと座のベガ、わし座のアルタイル、はくちょう座のデネブを紹介。ベガが織姫星、アルタイルが彦星、デネブは…、名古屋市科学館では「お尻星」と紹介されていることと、今後は中国の七夕伝説で出てくる「カササギ」から「カササギ星」と呼びましょうという話をしました(天文研究家の浅田英夫さんから教わりました)。
夏の大三角の真ん中には、天の川が流れていて、この川を下って行くと南の空にも、いくつかの星座が…さそり座、いて座、てんびん座…。てんびん座には土星が見えます。
いて座の星をつなぐと北斗七星によくにた「南斗六星」が見つけられることを紹介。
北の空で北斗七星を確認して、北極星を見つけましょう…。
と言った話をして、ペルセウス座流星群の話…。こんなプレゼンで紹介しました。
プレゼン中には写真やイラストがありましたが…ここでは公開できません。
こんな感じでした。
ここまでで、一応終了。
このあと天気が回復してこれば、外で望遠鏡を出して星空観察を行います…と案内をして一旦終了!

終わったところで…、めざとい子どもたちが、机のコントローラーを発見!
「これ何?何に使うの?」
と質問攻め。仕方なく解説。国立天文台の作ったMisakaで宇宙探検したいと考えていたんだよ〜と紹介して、コントローラーで子ども達に遊んでもらいました。
「一人1分だよ!」
といったところ、ちゃんと「ハイ!次の人〜!」で交代してくれたお利口な子どもたちでした。

そんなことをしている間に、外では雲が切れ始め、ちらほら星が見え始めました。
急いで望遠鏡を出して、外での星空観察を急遽開催!

ほとんど調整もできず、簡単に赤道儀をセットして、何とか星が見られる状態に。でも、アライメントは全くできず、手動で星を導入しました。

どんどん晴れ間が広がり、ついには天の川まではっきりと見える状態になって感動!観光協会が用意した双眼鏡で見てもらいながら、望遠鏡の準備を続行。何とか見える状態にしていくつかの天体を見てもらいました。

はくちょう座の二重星β星アルビレオ、ヘルクレス座球状星団M13、アンドロメダ大銀河…。空が暗いと本当に導入も楽という感じ。目で見てあの辺りだよなあと望遠鏡を向けて、ファインダーで目ぼしを付けて、望遠鏡をのぞくと視界の中に!
こんな感じで天体導入をできる素晴らしい星空でした…。

始めたのが9時過ぎ…10時過ぎ頃まで、バラバラとやってくるお客さんにいくつかの天体を見てもらいました。

片付ける直前にこと座のリング星雲M57の導入に挑戦。ベガを見つけて、こと座のβ星とγ星をファインダーに入れて、その間ぐらいにあるはずだ!と望遠居を覗くと…、ぼや〜っとリング星雲が見えました!!

次回の予定は…
9月開催予定が決まっていません。決まり次第お知らせします。

*今回の写真もけんたさんの提供です。こちらもぜひご覧ください!

2015年8月7日金曜日

「夏の星まつり」@あんぱち


明日開催!!「夏の星まつり」 岐阜県ハートピア安八天文台にて

当然「参加費無料」です。
私もスタッフとして参加します。
みなさんのお越しをお待ちしております!

詳しくは、ハートピア安八のHPで…。


2015年8月3日月曜日

第8回 星空観察会@休暇村茶臼山高原 開催告知

第8回星空観察会@休暇村茶臼山高原の開催告知です。

8月9日(日) 20:00〜
今回のテーマは、惑星と球状星団・惑星状星雲。

まだまだ見頃の土星とヘルクレス座球状星団M13とこと座リング星雲M57を中心に観察します。月齢は24ですので、夜中12時過ぎにしか出てきません…。月の影響はありませんので、天の川も見えるかも??

今回からは、新しい機材が導入されるかも?
豊根村観光協会さんが確保してくれました!!これも楽しみです…。ただし、「かも?」ですから、今回はダメで次回からということになるかも?

あとは天気ですね。
皆様のご参加をお待ちしております。