2015年5月3日日曜日

休暇村茶臼山高原 第3回星空観察会

5月2日、GW後半戦の初日、休暇村茶臼山高原第3回星空観察会を開催しました。
会場に向かう途中、午前中ほぼ快晴だった空には、次々と雲。太陽もすっかり隠されて、今回も星空観察会ではなくて、星空トークショーか?と、進行を考えました。
少し早めの夕食のために外に出たときには雲が切れ、青空が見え始めました。食事を終えて、外に出ると、ほぼ全面雲なし、快晴状態へ。これなら、外での星空観察会ができそうだと準備を始めました。
望遠鏡のセット、室内会場のセットを終えたときには、そろそろ開始時刻。ロビーには多くのお客様が待っている様子でした。
開始5分ほど前から、会場への案内を始めたところ、どんどん来るは来るは…。最初に用意した椅子では足らないだけではなく、会場に入りきらないほどのお客様。急遽、椅子を増やし、会場の真ん中のしきりを開き、これまでの倍の広さの会場にいっぱいになりました。総勢約50名…。驚きです。というか、GWでお客様が多いから当然と言えば当然。

星空観察会開始!
はじめは、室内で今日の夜空に見える星々の紹介。
玄関を出て正面に見える東側の空。今日は満月近いお月様、その近くにおとめ座のスピカ、うしかい座のアルクトゥールス…。
反対の西の空には、ひときわ明るく見える金星。その近くには、まだまだ冬の星座たち。
頭の真上には、春の星座たちと、輝く木星。
北の空には、柄杓の形の北斗七星。
ステラリウムを使って簡単な解説をしたあと、月の満ち欠けの簡単な原理の説明。懐中電灯と月球儀を使って満月、半月の見える理由を簡単に説明しました。…わかってもらえたでしょうか?…。
望遠鏡を待つ間に、用意された10台の双眼鏡でも星々を見てもらおうと、双眼鏡の使い方を簡単にレクチャーしました。

室内での解説を終えたら、屋外での星空解説。
光の収束ができる懐中電灯を使って、月、スピカ、アルクトゥールス、木星、金星、冬の大三角、北斗七星と北極星の位置を確認したあと、望遠鏡で月の全景と拡大、木星を見てもらいました。

そうこうしているうちに、あっという間に40分が経過。
最後の挨拶と、「21時半すぎには土星が見えるようになるので、そのときまだ星が見えるようだったらもう一度来てくれればお見せいたします。」…と案内したところ、だんだん靄?霧?雲?が出てきて、10分も立たないうちに、月さえも見られない状態に…。
結局土星は見られませんでした。

これほど多くの見知らぬ人(知っている人100人ぐらいの前では経験済み)を前に、星空案内をしたのは初めてでしたので、無事に終わって…いくつかの星を望遠鏡で見せることができて…良かったという感じです。終了後も、何人かのお客様と会話を交わすことができ、観察会としての成功?の実感も得ました。
ただ、まだ課題がない訳ではなりませんので、更なる改善に向けて、しっかり反省しておきたいと思います。

次回は、
 5月30日(土) 20:00〜
  日没時刻が遅くなりますので、開始もその分遅くしてみました。
 テーマ:月と惑星
です。皆さんのご参加をお待ちしてます。

(写真は、参加者?のけんたさんのご協力で掲載できました。)

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