2016年1月3日日曜日

星空観察会@御宿清水館 報告

12月30日
今回は、休暇村ではなく、茶臼山の麓にある旅館清水館で星空観察会を開催しました。

きれいな星空が見たいという若者たちが、天体観測を目的にわざわざ遠路はるばるやって来るらしい。ならば、是非星空案内をやらせてほしいと申し出たという次第。お客さんからも、是非ということで実現することになりました。

星を見に来るという目的の方々を相手に星空観察会をするのは始めてということで少しドキドキしながらの実施でした。

午後4時半頃、お客さん8名とほぼ同時に清水館に到着。お客さんの要望を聞きつつ、今日のすすめ方について相談。まずは、前半の部、今日の星空のレクチャーをロビーで行うことになりました。

休暇村で開催するのと同じ感じで、今日のこよみ、見どころを紹介。いつもの感じよりお客さんとの一体感が新鮮。質問にも一問一答できる感じで和気あいあいの雰囲気で進められました。レクチャーの最後は「双眼鏡で星空観察のおススメ」。双眼鏡の使い方の基本と「是非星空を双眼鏡で覗いてみてください」と伝えて前半の部終了。

夕食を食べたあと、茶臼山高原へ。
午後6時半、一足早く準備のために向かいましたが、やはり暗い…。
準備に結構手こずり、「30分後に来てくださいね」といったものの、準備間に合わず。
準備をしながら、星空案内を開始しなければならない状況になりましたが…。そこは満天の星空が穴を埋めてくれました。(^^ゞ

満天の星空は、人が語らなくても自ら語ってくれる…。星空の魅力を見せつけられました。

準備終了後、冬の大三角、冬のダイアモンド、カシオペヤ座から北極星、ケフェウス座、アンドロメダ座、ペルセウス座とくじら座の神話の話も含めて…。北十字ことはくちょう座等を紹介。
その後望遠鏡で、オリオン星雲、すばる、h−χ二重星団、M36、アンドロメダ銀河、二重星アルマク(オレンジ色と青色の二重星)、シリウスなどなどを観察し、終了。

極寒の中で、午後8時過ぎまでの1時間を越える星空観察会でしたが、最後まで飽きずに満天の星空を堪能していただけたという感じでした。

最後に、試しに星空をバックにした記念撮影。暗い中ではオートフォーカスのシャッターが下りず、ちょっと苦労しましたが、なんとか人物の撮影完了。あとは撤収後、連続撮影で星の光跡の写真を作って、人物と合成すれば…という目論見でした。
でも、本当は2つのパターンを考えていて…
ひとつは光跡との合成(完成版は上の写真、顔が映っているのでこの大きさでご勘弁を)。
このパターンはまずまずの出来。ただ、合成の方法をもう少し工夫していかないと、見る人が見れば粗が目立つ画像。L判程度の大きさならごまかせますがという写真なので、今後も修行が必要です。
もうひとつは星が点に写っている物との合成。でも、無理でした。今後の課題です。

今回の参加された方々の感想です。

  • 準備等、いろいろしてくださって本当にありがとうございました。オリオン座のキラキラした星、ダイヤモンドみたいで感動しました。ありがとうございました。(大変よい)
  • 今回の内容で満足でした。写真が成功していたらさらによいと思います。(大変よい)
  • 十分すぎるぐらい素敵でした!!見る前に星の空のことを教えてくださったので楽しめました。本当にありがとうございました!!(大変よい)
  • 星の講習会もしてもらって、どんな星があるのか勉強になりました。みんなで見ることができて感動しました。ありがとうございました。すてきな年末の思い出でーす。(大変よい)
  • こんなに多くの星を見たのは初めてですごく感動しました。ありがとうございました。(大変よい)
  • 十分楽しむことができました。ありがとうございます。また夏などで違う季節の星も観たいなあと思いました。(大変よい)

満天の星空があってこその感想。その満天の星空をより楽しんでもらえるよう、今後も工夫をしていきたいと思います。

*もう少し詳しい様子をという方は、清水館のHP清水館のfacebookをご覧ください。

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