2015年8月21日金曜日

愛知のてっぺんで星空キャンプ in 茶臼山高原 報告

8月13〜14日、14〜15日のそれぞれ1泊2日で「愛知のてっぺんで星空キャンプ in 茶臼山高原」が開催されました。あいにくの天候だったために、満天の星空にペルセウス座流星群という訳にいかなかったですが、参加者のアンケート結果を見ると、まずまずのイベントとして開催できたかなという感じでした。

それでは、14〜15日での報告です。
午後1時半、豊根村のグリーンステージ花の木に集合。



最初はその施設内にある民俗館で「望遠鏡作り」です。
参加者一人に一つずつ望遠鏡を作ってもらいました。
使ったものは「コルキットスピカ」。小学校高学年ならば、自分で作ることも可能な手軽なキット。説明書の手順に従って、説明を加えながら、作ってもらいました。
一人で作ると30分足らずでできてしまうのですが、説明をしながら、アドバイスも加えてとなると、1時間ほどかかります。途中でうまく行かない人へのサポートも結構手間取りました。多少の失敗はありましたが、何とか全員無事完成して終了できました。



このあとは、マスつかみとBBQ。マスつかみは今年整備された川遊びのできる河原で網を張って…。冷たい水が気持ちよくてマスつかみだけではもったいない感じ。子ども達は喜んで遊んでくれました。BBQはボリュームあるお肉と野菜。お腹いっぱいになりました。


そして、キャンプ地の茶臼山高原第2駐車場へ移動します。通常は幕営が禁止されている場所ですが、特別に許可を取ってキャンプができるようにしました。テントをたてたり、先ほど作った望遠鏡の導入とピント合わせの練習をしたりして過ごしながら夜が更けるのを待ちました。


それでも時間があるので、参加者の方々は近くの温泉へ。近くに何カ所も温泉があるのも珍しい。近いところは10分程度で、遠くても30分車で移動すれば行くことが可能です。地元豊根村の「湯ーらんどパル豊根」、平谷村の「ひまわりの湯」、売木村の「こまどりの湯」、天龍村の「おきよめの湯」などなどたくさんの日帰り温泉があります。
お風呂から帰ってくると夜食の「豊根オリジナルそば」の提供…。至れり尽くせりのキャンプイベントです。
私は、その間に望遠鏡の設置を行いました。


夜も更けて来たところで、「星空観察!」といきたかったのですが、何と曇天。今は使われていない施設「てんくう」で星空解説を行いました。
毎回の星空観察会と同様にステラリウムを使っての星空解説。今回はスクリーンが北向きだったので、北の空から星空案内を始めました。北斗七星から北極星を探して、カシオペア座、その下には、流星群で有名な「ペルセウス座」。東の空を見上げると夏の大三角。夏の大三角の真ん中に流れる天の川を下るとさそり座といて座が…。

ペルセウス座流星群の話をして、それでは外で星空観察をしましょうと外に出たら…やはり、全天が雲…。晴れる気配がありません。


残念です。星空観察、天体観測は「忍耐」で勝負。とにかく晴れてくるのを待つしかありません。9時半頃に星空解説が終わったあと、待つこと数時間。徐々に雲が切れ始め、何とか星が見えるようになってきました。写真には写っていませんが、何とか数個の流星を見ることもできました。


そのあとも、1時間足らずで再び雲がでて来て、全天雲に…。午前2時過ぎには、諦めて寝ることにしました。

翌朝…。天気は快晴。素晴らしい日の出で朝を迎えました!!


「どうして夜には雲がでて、朝になるとすっかり雲がなくなるんだ…」
そう思ったのは、私だけではないはず。


 朝食は、バイキング形式。豊根オリジナルの料理、新鮮な野菜、ボリュームたっぷりの朝食でした。快晴の朝、屋外で食事…なんて素敵な光景でしょうか?
そのあと、片付けをして…。


最後に、終わりの会を開いてこのイベントは終了。雲が多く星空が見えたかどうか不安な「星空イベント」でしたが、多くお方が星が見れたようです。寝ちゃったかな?と思っていましたが、結構な人が起きて星を見ていたようです。

ちなみに13〜14日の2日間は…
雨に祟られ、途中で雷雨という散々なものになってしまいました。でも、企画は予定通り実施しました。
が、この日もやはり夜中過ぎには1時間程度晴れ間がでて…天の川、流星をしっかりと見ることができました。
雨が降っての企画だったので、どの程度満足していただけたかちょっと心配ですが、それもキャンプや星空観察にはつきものということで許していただけると嬉しいです。

ということで、来年も実施予定???
次は…どんな企画にするか、しっかり反省をしてよいものにしていきたいです。

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