2015年10月11日日曜日

第11回星空観察会@休暇村茶臼山高原 報告

10月10日(土)第11回星空観察会@休暇村茶臼山高原を開催しました。

前日まで、好天続きで「これはいけるかも」と期待しましたが、晴天だったのはその日の朝早くまで。どんどん雲が広がって…。残念な状態になりました…。

しかし、諦めず開催するのが私のポリシー。なぜなら、お客さんはいらっしゃいますから…。

開催1時間ほど前から屋外の準備開始。曇っていて星が見える見込みはなかったのですが、前回の「見えなくても覗きたい」というお客様の要望に今回も応えようと、セレストロンC11とビクセンED103の2台の望遠鏡を準備しました。


今回からは趣向を変えて、「暦」の話から…。
10月10日は15年前まで体育の日。1964年に東京オリンピックの開会式が行われた日。かつては祝日でしたが、今やハッピーマンデーとか言う3連休制度に飲み込まれて、それも知らない子どもが増えてきて残念。
そして、月齢や旧暦、天文現象を紹介。その後、10〜11月の見どころを紹介し、今晩の星空の紹介を行いました。

秋の星座とそれにまつわる神話(アンドロメダ、ペルセウス、ケフェウス、カシオペヤ)の紹介。アンドロメダ銀河とその様子と40億年後には我々の天の川銀河と衝突して一つに合体すること等をお話ししました。

最後に、「星空観察には双眼鏡がおススメ」「最初の望遠鏡はコルキットスピカ」という話をしました。

その後、外へ案内…。案の定、全天の雲。
それでもめげず、星空案内ならぬ望遠鏡紹介。反射望遠鏡と屈折望遠鏡のしくみの違いを説明。

「何も見えませんが。」
の一言のあと、
「覗いてみたければ覗いてもいいですよ。」
で、やはり子どもたちは次々覗いては
「まっくら。なにもみえないよ。」
まあ、当然ですが…。

ということで、これにて終了。
9時ちょっと前まで待って、片付け開始。
片付けをはじめたころから、雨がぽつぽつ降り出して、15分後にはザーザー降りになりました。

今回の観察会には、
「今日は星空観察会ありますか」
と休暇村宿泊のお客様がいたとか。
休暇村のスタッフさんが
「天気がイマイチなので、星が見られるかどうかは分かりませんが、お話はありますよ」
と答えたところ、
「お話を聞くのも楽しみにしていますので」
とおっしゃったとのこと。

何と嬉しいことでしょう。
これからも頑張らないといけませんね!

次回予定は…未定。決定次第お知らせします。

*今回の写真もけんたさん撮影です。けんたさんのHPもご覧ください。

0 件のコメント:

コメントを投稿